代替 & ホリスティック健康関連・フラワーエッセンス女性と子どもの健康のためのメンタルヘルスケア空間
「スペース白い花・ルーム白い花」のHPをお訪ねくださいまして、ありがとうございます。 主宰の白川美也子です。
もともと「スペース白い花」は、「こころとからだ・光の花クリニック」の原型でした。
1998 年に静岡県警察の被害者対策アドバイザーに任命されてから、様々な場所で多くのストレス・トラウマ性疾患とその関連障害に苦しむ方々に出会ってきました。 ある意味、この疾患群に魅了された人生であるともいえると思います。患者様、クライエント様、周辺支援専門職の方々など、多くの出会いの恵みのなかで、心を砕き、技術を磨き、ひたすら歩いてきました。まだまだ道は半ばだと、いつも思っています。
2008年にトラウマ性疾患の根本的解決や予防に関わる臨床研究がしたいと上京しました。研究機関で準備を行った母親と乳児に関する研究計画が認められ、国の予算を授かり、加えてトラウマフォーカスト認知行動療法という子どもの治療を米国の開発者らより習得し、日本でそれを広げるという希望を頂いて帰国した2009年の春、勤務環境に大きな変化があり、自分の未熟さゆえにそれに対応できず、挫折してしまいました。生きてきて辛かったことはそれまでにもありましたが、天職と思うことのなかで関わってきた、たくさんの方たちへの思いや心の約束を込め、私の道はこれだと心に決めた志が破れた(実際はそう感じただけで、道はまだ続いていたのですが)時の失意は大きいものでした。
絶望と抑うつが生じ、クライエントに口頭投与をしたことしかなかったフラワーエッセンスを自分に初めて試し始め、若干の効果を得ました。バッチのゴース、スターオブベツレヘム、セルフヒール、ヤローという順番でひとつずつ服用していった記憶があります。
2010年の1月の転職後の4月、私は、転職先により近く、かつ、第三子を預けるに値すると感じた保育園に子どもを入れるために転居しました。その直後のゴールデンウィークに、その保育園のある東大駒場キャンパスを散策していた時に、真っ白な花たちに出会ったのです。
まるで星々が地上に降りてきたような…と私は思いました。ゲーテの「天に星、地に花、人に愛」という言葉が浮かびました。まるで天国…そう感じた私は、そこに身を横たえました。
ストレス・トラウマ性疾患を診るセラピストは、代理受傷、二次性外傷性ストレス反応という大きなリスクを負います。それまでにも何度か倒れたことがあった当 時の私は、精神的な危機と共に、再び背部を中心とした全身の疼痛を抱えていました。その痛みが、横たわった途端にさっと和らいだのです。
そのとき私はその花の名を知りませんでした。最初ハナニラではないかと思っていたのです。帰宅して画像を調べてみて、それはフラワーエッセンスとして何度も クライエントに口頭指示で投与してきて、自分にも大きな効果があったスターオブベツレヘムだとわかりました。そのとき、私は、自分の直観を信じることができるようになり、また、絶対に諦めないこと、一生トラウマ関連の仕事を持続可能な形で続けていこうと決めることができたのです。
その後、1年で私は新しい転職先も辞しました。私が行いたいのは、やはりストレス・トラウマ性疾患に関わることだったのです。私の心が完全に救われたのは、 辞職を決めた直後に勃発した2011年の東日本大震災後、岩手県教育委員会からの招聘で学校支援に携わり、また志ある盛岡市の精神科病院でトラウマ外来を 開くことによって、たとえ国の手助けが得られなくても、自分は人との繋がりの中で決して無力な存在ではないということを知ったときでした。
その折のフリーランスの生活を支えるために、友人宅の一室を借りて、自費のセラピールームを開始するとき 、私はその空間に「スペース白い花」という名前をつけました。もちろんスターオブベツレヘム体験が名付けの理由であることは言うまでもありません。
私には、国立病院、社会福祉や児童福祉領域との協働、行政、さまざまな現場での多くの人たちとの試行錯誤の経験がありました。では、たった一人で何ができるのか。何もない白紙:真っ白から始める。でも、白い花にだって、様々なものがあります。様々な白い花が私の目に飛び込んでくるようになりました。その頃は、そのお借りした部屋に、いつも白い花を飾るように心がけていました。
そのようにして、私は再スタートをきり、そこでの自信を得て、「こころとからだ・光の花クリニック」を開業しました。今、私は完全に回復し、毎日どれほどたくさんの患者様、クライエントに出会い続けても、まったく支障をきたさない健康を取り戻しています。
これが「スペース白い花」の誕生の物語です。
ストレス・トラウマ性障害は、こころとからだ双方に様々な障害を引き起こします。アプローチ方法も様々です。医師であり臨床心理士でもある私は、精神医学的 な手法や心理的な手法に加え、相補代替療法的なアプローチ、身体からのアプローチなどをさまざまに試してきました。それらの全てを自分で行うことはできません。白い光は実はすべてのスペクトラムを含みます。多くの仲間と共に、これからも解決の方法を探していきたいと思っています。
2021年4月追記 スペース白い花は、その後拡充し、2018年に阿佐谷北の一軒家に移動し、セッションや各種研修など充実した時間を重ねましたが、新型コロナ禍による縮小を余儀なくされ、2021年4月に同じく阿佐ヶ谷北で開所した訪問看護ステーションナンナル内、ルーム白い花として小さく生まれ変わりました。こころとからだ・光の花クリニック併設のスペース白い花と訪問看護ステーションナンナル内、ルーム白い花、双方よろしくお願いいたします。
スペース白い花
ルーム白い花
〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南1丁目34-9サウスコート阿佐ヶ谷203-L(スペース白い花) TEL: 03-6454-6525 / Fax: 03-5913-8727
〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北3-2-10(ルーム白い花、訪問看護ステーション ナンナル内)